ウリハムシ
別名
ウリバエともいわれ、ハムシ科
ウリハムシ属の昆虫。
幼虫は、ウリ科のキュウリ・スイカ・メロン・カボチャ・マクワウリなどに、成虫は、サトイモ・ソラマメ・インゲン・アズキ・ダイズ・ダイコン・ハクサイ・ゴボウ・シュンギク・アスターなどの葉を食害。
5月下旬頃に卵をウリ類の株元に産み付け、孵化した幼虫は根を食害する。成虫は暖かい場所で越冬するが、5月に産み付けられた卵は、新成虫として7月下旬~8月下旬に出現する。今日写したのは越冬成虫という事に。
ウリハムシ(
ウリバエ)を防除するには
農薬を使用する方法と
栽培の仕方(
耕種的防除)によって防除する方法があるようです。
1、未熟堆肥や菜種かすなどを使用しない。
2、堆肥を使う場合は土とよく混ぜてかたまりにならないようにする。
3、排水をよくして畦間に水溜まりを作らないようにする。
4、成虫が根元に卵を産みつけないようにビニールや
アルミ蒸着したフィルムなどでマルチングをするなどの工夫。
5、
草木灰をかける
農薬の一例
農薬を使いたい人はダイアジノン・ディプテレックス・オフナック・マラソンなどをホームセンターなどで買い求めてください。画像の
スミソンの価格は650円前後です。幼虫を防除するために、粒剤を植え付け前に土に混ぜる方法と、成虫の飛来を防ぐために葉に散布する方法があります。
農薬を使用する場合は、注意書きをよく読んでください。使用回数・野菜の種類・薬害など詳しく説明してあります。毒性が低いといっても昆虫が死ぬくらいだから、量や使用法・体調によっては中毒しかねないので注意して使用してください。毒性などの
農薬リストの一覧がありますのでご覧ください。
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タグ:ウリハムシウリバエ草木灰スミソン害虫農薬