1986年10月11日(土曜日)
国鉄最後のダイヤ改正まで21日
チョット遅めの朝食を食べていると、テレビから『鉄道記念日(現鉄道の日)のイベントとして五稜郭車両所の一般開』と気になるニュースが…。急いでも9時21分の快速『せたな』には乗れない、次の列車の11時11分で五稜郭に行くか、それとも11時19分の特急で一旦函館に出て戻る方法しかない。。。
う~ん困った!
なぜ、こんなに急いだかと言うと、ニュースの中で『特急車両の体験運転』が有料でできるとの事。えっ!特急車両?これは前代未聞!滅多にないチャンス。これは絶対行かなくてはと朝食を食べ終えて直ぐにタクシーで五稜郭車両所に向かい、10時チョット過ぎに到着し早速体験運転コナーへ。キハ82かなと思っていたのだが、キハ183系0番台のキハ183-20番でした。
庫の中では『おおぞら』が待ってました。

体験運転の料金を支払い5・6人に分かれて車内へ。料金は考えられない程の金額で驚きました。車内の窓には模造紙に書かれた運転台の見取り図が貼ってあり、計器・マスコン・ブレーキ操作の説明を受け体験運転が始まりました。

期待と緊張の同居した何とも言えない気持ちで運転台へ。結構な高さに驚きを感じながらも眺めは最高でした。距離は嬉しさの余り覚えていませんが、200メートルくらいだったかなぁ。当たり前の事ですが両運転台車両ではないので、戻りは妻面通路に簡易運転台が設けられていて、職員の方の運転でスタート位置に戻り体験運転の終了です。

体験運転終了後、地元地方紙北海タイムス(現廃刊)の新聞記者に感想などを聞かれ国鉄初!?特急車両の体験運転者第一号の民間人として、翌日の地方版のネタにされ醜態をさらす事になろうとは・・。その記事は言うまでも無く、色褪せたものの今でも手元に残っています。
この車両はエンジン・変速機とも換装し『とかち・『オホーツク』向けに改造されました。今では渡道する機会が激減してしまったので、お目にかかる機会が無くなったのが寂しい限りです。
当初の予定では11日の青函1便で道内入り予定でした。しかし、熊本か八代界隈で周遊券を紛失し強制終了!したのはご存じの通り。だが、周遊券を紛失した事で体験運転の情報を得られたと思ってますし、予定通り道内入りできたとしてもニュースを目にしただろうか?怪我の功名と言ったところだろうかと思い青函連絡船の指定券の払い戻しもせず記念として持っています。

---------------------------------足跡---------------------------------
総和61年10月11日(土)
大沼/タクシー⇒五稜郭車両センター/タクシー⇒函館14:55(急行ニセコ/101レ)⇒大沼公園15:23

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国鉄最後のダイヤ改正まで21日
チョット遅めの朝食を食べていると、テレビから『鉄道記念日(現鉄道の日)のイベントとして五稜郭車両所の一般開』と気になるニュースが…。急いでも9時21分の快速『せたな』には乗れない、次の列車の11時11分で五稜郭に行くか、それとも11時19分の特急で一旦函館に出て戻る方法しかない。。。
う~ん困った!
なぜ、こんなに急いだかと言うと、ニュースの中で『特急車両の体験運転』が有料でできるとの事。えっ!特急車両?これは前代未聞!滅多にないチャンス。これは絶対行かなくてはと朝食を食べ終えて直ぐにタクシーで五稜郭車両所に向かい、10時チョット過ぎに到着し早速体験運転コナーへ。キハ82かなと思っていたのだが、キハ183系0番台のキハ183-20番でした。
庫の中では『おおぞら』が待ってました。

体験運転の料金を支払い5・6人に分かれて車内へ。料金は考えられない程の金額で驚きました。車内の窓には模造紙に書かれた運転台の見取り図が貼ってあり、計器・マスコン・ブレーキ操作の説明を受け体験運転が始まりました。

期待と緊張の同居した何とも言えない気持ちで運転台へ。結構な高さに驚きを感じながらも眺めは最高でした。距離は嬉しさの余り覚えていませんが、200メートルくらいだったかなぁ。当たり前の事ですが両運転台車両ではないので、戻りは妻面通路に簡易運転台が設けられていて、職員の方の運転でスタート位置に戻り体験運転の終了です。

体験運転終了後、地元地方紙北海タイムス(現廃刊)の新聞記者に感想などを聞かれ国鉄初!?特急車両の体験運転者第一号の民間人として、翌日の地方版のネタにされ醜態をさらす事になろうとは・・。その記事は言うまでも無く、色褪せたものの今でも手元に残っています。
この車両はエンジン・変速機とも換装し『とかち・『オホーツク』向けに改造されました。今では渡道する機会が激減してしまったので、お目にかかる機会が無くなったのが寂しい限りです。
当初の予定では11日の青函1便で道内入り予定でした。しかし、熊本か八代界隈で周遊券を紛失し強制終了!したのはご存じの通り。だが、周遊券を紛失した事で体験運転の情報を得られたと思ってますし、予定通り道内入りできたとしてもニュースを目にしただろうか?怪我の功名と言ったところだろうかと思い青函連絡船の指定券の払い戻しもせず記念として持っています。

---------------------------------足跡---------------------------------
総和61年10月11日(土)
大沼/タクシー⇒五稜郭車両センター/タクシー⇒函館14:55(急行ニセコ/101レ)⇒大沼公園15:23
前日まで | 本日乗車分 | 積算距離 | |
民営鉄道 | 218.1km | 0.0km | 218.1km |
国鉄線 | 7562.4km | 28.0km | 7590.4km |
乗車距離 | 7780.5km | 28.0km | 7808.5km |

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