
何の変哲もない建物ですが、ここは沖縄県八重山郡竹富町字波照間156番地。石垣島から南西に42km 離れたところに、果ての島“パティローマ”と呼ばれる日本最南端の波照間島。1953年(昭和28年)に創業を開始した『波照間酒造所』です。
ここは、幻の泡盛と言われている『泡波』を作っている酒造所で、個人経営のようなのでとても小さな作りです。しかも少量生産、そのうえ流通は島の人のみと言う事と、波照間島まで買出しにいかないと入手できないので、幻の泡盛と言われる由縁も分かることでしょう。
遡る事2005年4月20日。今では廃止になってしまった波照間島行きの飛行機に乗って、入手できれば「めっけもん」との気持ちで、波照間島一泊で向かう事にしました。10時半頃に宿に着きレンターサイクルでぶらついていると・・・どこからかイイ香りが漂っていたので、ここが波照間酒造?と気付き、すぐさま共同売店に行ってみると・・・。
