じりじりした暑さよりムシムシした暑さの夏だった気がします。
本日もお越しいただきありがとうございます。
本格的な秋になる前に5月に回った”昭和に面影を求めて北海道へ"より。
茶内駅から車で5~6分の所にある浜中町簡易軌道跡。
この場所は”ふれ茶内(ちゃう)館”のカギをを管理している店主が
軌道跡があるから時間があったら立ち寄って見たらと勧めていただきました。
事前に浜中町簡易軌道跡をトレースしていたので直ぐに分かりました。
根釧原野に今でも残る浜中町簡易軌道跡に出会う事ができました。

茶内駅を起点に路線延長が最長だった時の路線距離は
秩父内-上風蓮間13.4kmの円朱別線。
茶内-西円朱別間13.0kmの茶内線。
中茶内-別寒辺牛間7.7kmの若松線の三路線があったそうです。
画像奥が茶内駅・手前が上風連・西円朱別・別寒辺牛方面。
この看板の奥に停留所がありました。

おや!?森林で覆われた所にブロック造りの建物がありますねぇ。
これは秩父内駅があった当時の詰所との事です。
良くもまぁこの建物が残っていたなと感じました。

茶内駅の北側にある空き地。
各酪農家から集まった集乳缶は貸車に積まれ集められ
雪印乳業茶内工場や明治乳業茶内集乳所へ運ばれていました。
当時の雪印乳業茶内工場はタカナシ牛乳北海道工場へと変わりましたが
正面に見える高い建物が工場で当時を知る生き証人です。
また”浜中町ふるさと広場”にディーゼル機関車(釧路製作所製)と
自走客車の台車が保存されています。
失念して次の訪問地に向かってしまったのを今でも悔やんでいます。

ご覧いただきありがとうございました。
撮影や更新リの励みになります。
お帰りの際には、ポッチっと「愛の一押し」お願い致します。

またのお越しをお待ちしております。
- 関連記事
-
- 遺構 日光鋼索鉄道線
- タウシュベツ橋梁 来春も現存するのか?
- 廃駅 標津線奥行臼駅
- 根釧台地に残る開拓の跡 ~浜中町簡易軌道跡~
- これは何でしょう?
- 間も無く地図から消える鉄路
- 第二の幻のアーチ橋?三の沢橋梁
