水没区間の旧122号線

内手橋からチョット歩くと欄干のない橋が・・・。橋の名前が刻まれた物もなく、何と言う橋なのか分かりません。その橋の上り方の大間々側は自然石を上手く利用した法面になっていて、下り方の日光側は谷積みされた石垣に、玉石積みの石垣が足されています。

内手橋から少し離れた大間々側の石垣。
その先には、何やら擁壁らしきコンクリート製の物もありました。

コンクリートで目地止め?された石垣も見受けられました。

沢からの水を溜めておく簡易的貯水槽なんでしょうかねぇ?

別角度から。
貯水槽の上部には塩ビ管が6本出ています。
ここには、6軒の家が建っていたのでしょうか・・・。

何かの構造物の痕跡が残っていました。
水没した草木駅は、草木橋の下辺りあったそうなので、その構造物の基礎の方角から推測すると、草木駅への吊り橋の基礎ではないかと想像しています。

半円形のコンクリート製欄干が付いた橋が出てきました。

その橋の山側には欄干がありません。
最初から欄干の取り付けられなかったのか、その形跡は見付かりせん。
その上、川側は欄干だけで親柱がありません。何と言う橋だったのか謎のままです。

その橋の名前も分からない一段高い所に、タイル張りの風呂場らしき住居跡がありました。浴槽の中からは、片側だけの橋を見ながら、川の流れの音を聞き、対岸には川沿いに進む足尾線のC12などを見ながら、至福のひと時を過ごしたのだろうか?と思いを馳せています。
この家はどんな間取りだったのでしょう?
