わたらせ渓谷鐵道 わ89-200形

<2010.11.16 720D>
1989(平成元)年わたらせ渓谷鐵道開業時に、3両が製造され登場した200形。201が『くろび』・202が『けさまる』・203が『あづま』の愛称が付いていました。『あづま』は売却されて群馬県利根郡みなかみ町下津で、『わ01-855』と共に保存されています。『けさまる』は、2002年(平成14年)5月17日に脱線事故を起こし、その後廃車。そして、200形唯一の『くろび』は、先日休車扱いになった模様です。残る車両は、101の『こうしん』と300形そして310形となってしまいました。

<2008.06.01 足尾駅>
トロッコ車両の代走で姿を現したサロン・ド・わたらせ。
今となっては、懐かしい車両です。この展望車両は、車体の色は変わったものの『ぐんま昆虫の森』の入り口にある、『三凱堂』さんで展示保存されています。

<2009.04.12 神戸-沢入>
開業後に植えられた観賞用の『花桃』渓谷に春の便りがやってきます。しかし、今年は開花後間もなく霙まじりの雪に合ってしまいました。

<2010.04.03 大間々-上神梅>
時期によって桃花と桜花の共演が楽しめる場所です。

<1989.02? 沢入-原向>
国鉄時代でも最急カーブと言われた、同線で最も急曲線の坂東カーブ。そのカーブの沢入寄りの直線区間を、先頭を『くろび』に『けさまる』(202)を従えた試運転風景です。この時は冬場の渇水時期。水流も少なく対岸の国道から、それほど苦労することなくアプローチできました。しかし、今ではそのルートは藪に化けてしまい、そう簡単には行く事ができなくなりました。
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