右往左往の末 19日撮影分

前日Y氏と影森より先で撮りたいね。と話がまとまり、新デフ取り付けの朝を迎えた。当日の天候は曇りのち雨の天気予報。Y氏宅を予定時刻より少し早目に出発。今日の二人は荒川橋梁より先は未開の地。ロケハンをしながら秩父へと車を走らせる。2010年秋に立ち寄った秩父さくら湖左岸へ。その時、左手下の方から旧型車の音が…。オリジナルカラーの1000形が三峰口へと走り去って行った。う~ん曇って視界が悪いけど、1000形が戻って来るのを待つ事に。1時間近く様子を見たのだが、ここでC58363を撮る事を諦め三峰口へと車を走らせた。
やはり撮るなら白久駅の下り方のポイントへ。しかし、そこには脚立の様なもので場所取りがされていた。何人で場所取りしているのか分からないのでUターンして湯の入沢橋梁へ。ポイント近くの駐車スペースの車が1台。エンジンを掛け車内でTVを見ていたが、軽く会釈して撮影ポイントへ。そこには、明らかに場所取り用の三脚が1本。これじゃどこに三脚を立てたら良いのか分からず、車から降りて来るのを待った。10分くらい待っただろうか、メインの三脚を持ってやって来たので、挨拶をしたものの反応が悪い。とりあえず三脚をセットするまで待っていたのだが、何の一言の言葉もない。パレオ通過3時間前だけど、三脚はセットしておけよ!とその時思った。Y氏もオイラも口には出さなかったが、この重い空気の中で3時間待つのは苦痛だろうと思っていた。到着して50分くらい経った頃、1001編成がやって来た。嫌な思いをしてまで撮っても楽しくはない!と、お互い思っていたようで、顔を見合わせた途端…移動しようかぁ!と意見が合致。4ヶ所目の撮影ポイント橋立川キャンプ場へと移動。我々の他6名ほどの撮影者が集まった。煙スカスカだったけど無事撮影終了。帰り際に管理人の方が、入場料を缶の中に入れて行ってください。と声をかけて来た。確かに入場する時には管理人の姿は見えなく、パレオを撮影してから管理人の姿があり、あとから料金を請求されたから気分を害したのか、撮影者の一人が入場料200円で管理人と言い合いをしていた。このお方、駐車場があるのにそこに入れず、路駐した隣県ナンバーの方でした。往路のパレオを撮るのに、かなりの気力を消耗しました。帰宅してから分かった事ですが、湯の入沢橋梁で構えていた方は、「被写体を良いアングルで撮れるように被写体が通過する12時間から18時間前であっても場所取りをし、 気に入ったアングルで撮れるまでは、この場所に何十回も通います。」と言うお人で、あの時逃げ出したのは正解かも知れません。「あれこれと言う事は簡単だけど、人のふり見て我がふり直そう」と改めて思う日でした。
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