酒泉館館長に見学して行きませんか?と声をかけて頂いたので、酒蔵の内部を見て来ました。その前に蔵に入る時の注意点等の説明を受けて蔵の中に、この日の見学者は、我々を含め4名で見学時間は約20分でした。

いざ蔵の中へ!ピーンと張り詰めた空気が感じ取れました。神棚の前には蒸し米に麹菌を殖え付けていました。

木骨石造建ての壁を配管が貫いています。(小樽の倉庫群のほとんどがこの作りです。)緑色のタンクがちょこっと写っていますが、これは滓下げ(おりさげ)の工程をするタンクです。このタンクは琺瑯(ほうろう)製で、容量は5キロリットルだったような…。

梁の部分に取り付けてあったプレートです。明治35年竣工と言うことは、今年2008年だから築106年になるのですね!
プレートの尺貫法を今のSI(メートル法)に直してみました。
明治35年 完成
石造1階建 建坪 158.7?
(幅 7.3m 奥行き 21.8m)
収容容器
琺瑯タンク 5 050.92 ℓ 18本
収容容積 90195 ℓ(90.195Kℓ)

洗浄が終わった1斗ビンでしょうか!?木枠の中に入っていました。

発酵を終えたもろみを、この圧搾機で搾り『酒』と『酒粕』に分けられます。館長のお話では、他の酒蔵は圧搾工程の機械がある所まで案内するのは数少ないとか。そう言えば、どこの床面を見てもピカピカで綺麗に手入れがされていました。
=======お得情報=======
酒泉館でお酒を買って自宅等に送る場合、発送本数にかかわらず宅配料金は均一です。非加熱の『生酒』の場合に別途クール料金が加算されます。そんな訳で、5本ほど買い求めました。
