神居トンネルと急行かむい

日本国有鉄道が設計・開発した日本初の量産交流近郊形電車。徹底した耐寒耐雪機能を考慮した北海道内初の電車。片開き引戸を車体両端の片面2か所に配し、客室と出入口を扉で仕切ったデッキを備え、急行形電車に類似した構造。客室窓は1段上昇式で、内外2組の窓枠をもつ二重窓。冬季の車内保温を重視した構造で、普通列車のみならず「かむい」「さちかぜ」の急行列車にも使用されました。後年、札幌周辺での乗降客増加に対応するため、客用扉を増設する改造が行われました。この当時、485系1500番台がエル特急「いしかり」として導入されていました。道内の全列車座席指定だった時代に、モノクラス6両編成そのうち5両が自由席という編成で異彩を放っていました。エル特急「いしかり」は、周遊券で旅行する身にとっては、やはり特別な列車でした。この711系も2014年度末をもって営業運転を終了させる方針が報道されたました。もう一度乗りに行こうか…。
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