森郷児童遊園の保存車両

新幹線総合車両センターの守衛の方から、利府駅の先にもう1台保存されている。と言う情報を頂きましたが、詳しい場所は尋ねませんでした。それは、守衛の方が忙しそうみ見えたのと、おおよその場所の推測ができたからです。
保存場所の森郷児童遊園はココです。
駅から道なりに600m位歩いた距離です。
また利府町の避難場所にもなっています。

仙山線陸前落合-熊ヶ根間で、国内初の交流電化実験線の試験を行う際に開発した車両。もともとED45形と呼ばれていました。
ED91 11←ED45 11

1956年12月21日に東芝で製造。

台車はDT110形・動力伝達方式は吊り掛け式。

ED9111の下り方にはC58354号機が展示されています。運転台には入れませんが、金網越しに中を見る事ができます。保存状態は、各所に腐食し傷みがあります。

説明は要りませんね!
なぜこんな所に保存機関車が?と思われる方もいると思います。開業当時の東北本線は、赤線で加筆したルートで、補機を必要とする列車がありました。そして、第2次世界大戦の末期になると、鉄道に占めるへ物資輸送の移転が生じ、各地で勾配緩和のために新線が建設されました。岩切-品井沼間も勾配緩和ルートとして新線開業しました。その後、新線側の複線化が進み両ルート併存の意味も薄れて、山線側の利府-品井沼間が廃止される事となり、利府線(利府支線)となりました。廃止された山線ルートの一部に森郷児童遊園が作られました。この山線の事を知っていたので、詳しい場所を聞かなくても辿り着けた訳です。
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