国指定史跡めぐり

赤堀しょうぶ園は、群馬県伊勢崎市赤堀下触町213番地にあります。
国道17号バイパス(上武道路)と国道50号線に挟まれた所です。北関東自動車道利用の場合は伊勢崎ICか波志江PAに併設されているスマートICの利用が便利です。
入園無料。駐車料金は普通車:300円・中型車:1000円・大型車:1500円です。
また、しょうぶ園の南側(17号バイパス側)には、農園経営の無料駐車場がありました。ユリの根・野菜などを販売しているので、無料駐車場利用の際は…ですね!
赤堀しょうぶ園の場所はこちらです。

女掘の全体図です。

■■■説明板の抜粋です。■■■
女堀は前橋市上泉町の古利根、源桃木川から取水し、佐波郡東村西国定に至る12.75kmの農業用水址である。昭和50年代から実施された農業構造改革事業に伴う発掘調査によれば、女堀の掘削排土下から天仁元年(1108年)の浅間山爆発による火山灰B軽石層を耕作したとみられる畠跡が発見されたことから開削年代は12世紀中葉と推定される。
この爆発により赤城山の南麓一帯は壊滅的打撃を受けたので、女堀は渕名荘の水田開発のため藤原系渕名氏により開発されたと考えられる。女堀の基本構造はおよそ上幅25m、底幅10m、深さ5mであり、掘り出された土砂は計画的に搬出されて中断をもうけ、中央部に通水溝をつける段掘工法による。しかし通水された痕跡が無く、潅漑用水としては未完成に終わった廃溝である。
昭和58年10月27日に国指定の史跡に指定され、平成元年より花しょうぶカキツバタなどの水生植物を植栽し、赤堀しょうぶ園として史跡の保存管理に努めている。
伊勢崎市・伊勢崎市教育委員会

30種2万4千株におよぶ『菖蒲』が堀を埋め尽くしています。
見頃は過ぎたかな?と言う感じですが、今週末でも十分に見応えあると思います。
丘の上には紫陽花も咲き出しています。
以下サムネイルになっていますので、ご面倒でもクリックしてください。








訪問日2008年6月19日
