とある雪の日 前編

今から20数年前の雪が降った朝、青春18きっぷが一枚余っていたので、それを消化するのに足尾線(現わたらせ渓谷鉄道)に出かけました。その当時はキハ20・キハ30・キハ40が走り、細々ながら貨物列車も3往復運転されていました。

大間々駅に到着して暫く待っていると、
DE1155牽引の下り貨物列車が足尾本山駅に向けて発車して行きました。

大間々駅に到着して2時間くらいは経ったでしょうか、
水沼駅で交換して来たDE1153牽引の上り貨物がやってきました。

腕木式信号機を絡めての駅撮りを終え、キハ20323に乗って次の場所へ。

キハ20に8分くらい揺られて次の駅上神梅へ。
当時は本宿駅は存在していなかったので国道の歩道を歩いて行こうかと考えましたが、交通量が多く歩道が完備されていないのを考えると、安全面を考慮して遠回りになってしまっても対岸の県道を、近くに駅があれば・・・なんて考えながら一時間程度歩いて、国道と鉄道(城下橋梁)の三橋が見える場所に。暫くするとDE重連が姿を現してくれました。そして、アーチになっている旧道は、今では雑草に覆われ見る影もありません。
正確な時間は覚えていませんが、近くにラーメン店があり(現在も)そこで昼食を済ませたので、お昼前後の時間帯だったと記憶しています。空腹を満たしたので次の列車の時刻が迫ってしまい、国道の歩道を歩き駅へと戻った記憶が残っています。
この場所は、わたらせ渓谷鉄道百選レイアウトの候補地で、先日行われた
『がんばる群馬の中小私鉄フェア』のイベントでお披露目されました。

乗り遅れる事無く、間藤行きの列車に乗り込む事ができました。
乗車した列車が水沼駅で、上り貨物列車と交換するのでその交換風景を。
ホームの外れには、大間々⇔水沼間のタブレットがセットされています。
そして、キハ20467に揺られ、うたた寝したのは言うまでもありません。
『とある雪の日 後編』に続きます。
