
2006年春にふとしたきっかけで、ここに来て一度眺めた草木ダム。
この風景が忘れられないのと、湖畔の紅葉が気になり上って来てしまいました。

GPS&レーダー探知機によると、標高1014mと表示されています。

さきほどの標高1014mから縦位置で撮ってみました。
白い雲が出てしまっていますが、備前楯山や男体山が見えます。
もしかして、あそこの所に登れば第一渡良瀬川橋梁の俯瞰ができるかも!?

先程の場所から300m下った場所からの眺めです。
この道路はガードレールが付いていますが、一部路面には凹の所が数ヶ所あったり、頭大の落石が転がっていて、対向車は一台も行き合う事が無かった寂しい道路です。
もし、行かれての事故や脱輪等のトラブルは、当方では責任は持てません。自己責任でお願いします。

渡良瀬川左岸の県道沢入桐生線から遊歩道を30メートル位入った所にある不動滝です。
詳しくはこちらです。

駐車場完備で便利なのですが、階段の踏みしろが20センチ弱くらいで、手すりが付いているものの急峻です。雨上がりなどは特に注意が必要です。

片マンプ(笠松片隧道)
1892年(明治25年)に銅や物資の輸送量を増やすために足尾・沢入間に軽便馬車鉄道を開通さた貴重な産業遺産に赤や黄色の紅葉そして松の緑が華を添えています。もちろんエメラルドグリーンの水面も。

大陸地殻の全域にわたって広く分布している花崗岩(別称・御影石)の高い崖が切り立ち、鉄道を開通させることは当時は困難だったようで、岩盤をコの字状に抉り取り片桟橋を張り出す構造になっていたようです。断面の大きさは高さ約3m・幅2mで、40mの長さで開削した跡が残っています。ここを挟んだ両側の軽便馬車鉄道は、足尾鉄道の路盤として使われたのでしょうね?
