
JRを除く大手私鉄第二位の営業キロ数を誇る東武鉄道。その佐野線の渡瀬ー田島駅間を流れる渡良瀬川に架かるシュウェドラートラス橋の渡良瀬川橋梁です。十数年前までは貨物列車が運行されていましたが、今では日中1時間に1本、朝と夕方は1時間に2~3本程度の列車が設定されています。そして、特急『りょうもう号』も顔を出します。

下路曲弦プラットトラス(ピントラス橋です)

橋脚のアーチが埋もれてしまっていますが、煉瓦小口の6重巻き立てになっています。

水切り部分(先端の尖った箇所)は、石を使った曲面仕上げです。

周りには大きさを比較する物が何もないので、ど~んと架かる姿は更に大きく感じます。そして、この日の夕焼け空に浮かぶ姿が印象的でした。
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