路地裏の銀河鉄道

明治13年(1880年)に北海道で最初に開通した幌内鉄道。後の手宮線の廃線跡地が『雪あかりの路』の時期になると、裏路地の銀河鉄道として、かつて北のウォール街として栄えた小樽の歴史が感じられました。
ここが、タイムスリップゲートと名付けられた、手宮線会場の西側中央通りの出入り口です。
連れの者に一脚を貸してしまったので、三脚をセットしていると地元と思われる女の子が、親御さんに連れられてやってきました。なぜか親御さんが撮っても動こうしません。それなので親御さん了解の下、可愛いモデルとして撮らせていただきました。
それでは、中央通り(駅前通り)から入ってみましょう。

北海道三大夜景を楽しめる天狗山に見立てた山に、トンネルの開口部を開け旧手宮線のレールを上手く利用しています。

「キャンドルの林」の奥に見える十字架は「グランドクロス」と名付けられたもので、浮き玉の中でキャンドルを灯しています。

「天使の迷い路」に近くにあった街灯です。

キャンドルの灯りに照らし出された、電球のかさを撮ってみました。

「伝説の門」と名付けられた、ハート型のトンネルができていました。

ワックスボールとスノーキャンドルの共演です。

ワックスボールの表面に落ち葉などを貼り付けて変化を付けています。
=====作り方====
ワックスボール
① 大きな鍋や釜にロウソクを溶かしておきます。
② 風船の中に水を入れて膨らまします。
③ その風船の上の方を持って、鍋などの中に溶けているロウの中に入れ直ぐに持ち上げます。
④ 風船の外側に付いたロウが固まります。
⑤ 入れては出しての繰り返しをすると出来上がります。出し入れの回数は150~200回とか!? 慣れていれば10分~15分で、出来上がるようですが、根気のいる作業です。
⑥ 落ち葉などを溶けたロウで接着剤の替わりとして貼り付けます。
⑦ この状態では浮いている部分があるので、貼り付けた部分を解けたロウにサットくぐらせれば完成です。
スノーキャンドル
① バケツに雪を少しずつ入れ、手で硬くなるまでバケツの淵まで押し込みます。
② その中心に移植ゴテで穴を掘って行きます。
③ バケツをひっくり返して、取り出せば完成です。
次回に続きます。
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